春・・・。

春・・・。

 

皆さん、こんにちは。今日は一日、久米島からです。

今年のザトウクジラシーズンも無事終え、ほっと一息です。

今年の南下ルートの奄美・沖縄ラインは、親子(母子)クジラが多く、たくさんのお客様に感動を与えてくれました。

数年単位ごとに、時折、思う事なのですが、12年前まで、日本中で、久米島ダイブエスティバンでしかやってなかったホエールスイム時代とは違い、奄美群島や沖縄本島でも、

ホエールスイムをやり始めてからは、少しずつ人慣れしてる(?)クジラが増えた様に思えます。それは、例えば、僕一人でしかやってなかったホエールスイム時代と比べ、

他のエリアでも開催され、クジラ達がダイバーに接する機会が圧倒的に増えたからではないか?と思ってます。水面にぷかぷか浮いてジッとしているダイバーを、

「この水面にいる生き物は危険じゃないみたいだから大丈夫」・・・そんな認識で母クジラ達が受け入れ、子クジラ達も、そのような認識でダイバーの周りで遊び成長し、

ダイバー慣れが、少しずつ浸透していったのではないか?・・・っと。南半球のトンガなどに、のんびりしたザトウクジラが多いのも、ダイバー達がクジラ達をリスペクトし、

決して怖がらせずに、クジラ達に無理のない距離感で接してきたからこそ、そのようなのんびりしたクジラ達が増えたのではないか・・・?

もし、そうなら、北半球のザトウクジラ達も、今よりも、もっともっとダイバーを認識し、害はないと受け入れてくれるのではないか?・・・などと・・・(^^;

もちろん、都合の良い勝手な解釈だと思ってます・・・。

でも、「そんなふうになればいいな~」・・・っと、つい夢見てしますのです・・・。

 

 

浅い場所で、寝ているかの様に止まっている母クジラ・・・。下にちょこんと寄り添う子クジラが可愛い・・・。

 

時折、こうして母クジラから離れて水面でブロー(呼吸)し、母クジラの周りで遊んびます・・・。

 

 

母クジラに、ちょこんと乗る子クジラ・・・。

 

 

 

子クジラを愛しむ母クジラ、母クジラにあまえる子クジラ・・・、そんな幸せの光景が、ずっと続く事を願ってやみません・・・。

 

 

この後、僕の少し離れたところで元気よくブリーチングする子クジラ・・・。

 

「また、来年な!!」

 

さて、ダイビングシーズンです。マンタにトンバラにマクロと、熱い久米島でお待ちしてます・・・。