苛烈な産卵は続く

苛烈な産卵は続く

ウツボの仲間の産卵に関して色々と少しずつ解ってきた!な鹿児島県本土より松田がお届けします。

生き物達の神秘に触れている気がして、それらをゲストさん達と共有できることも大変嬉しいことです。

もちろん、海中には様々な生物がいるわけで、ウツボに執着するような潜り方やご案内はしておりませんので、ウツボオンリーなお問い合わせはごめんなさい。

【トラウツボが産卵直前にペアで岩陰から出てきた、左のメスはお腹が大きく膨らんでいる】

今夏の観察では観察時間や求愛、産卵!そして産卵エリアなど昨年までに解っていたことに加えてこの場に書くことは出来ませんが、多くのことがわかりつつあります。

僕の拙い海や生物の知識を覆すような事も解ってきつつあります。

 

【産卵の際にお互い絡みつくように飛び出すトラウツボ】

ニョロニョロと長い体を一気に絡ませ泳ぐので素早く感じます。

よく見て、よく感じて撮影することが大切です。

 

【凄まじい量の卵を産卵するワカウツボのメスと吻に噛み付くオス】

ウツボの仲間は年に1度の産卵なのではないかとされてきましたが果たして・・・・・・

これだけの卵を一気に放出し、エネルギーもかなり使うことでしょう。

エサを沢山食べ栄養を補給するシーンなど中々出会うことのないウツボの仲間。

まだまだ謎は沢山ありますが、一つずつ紐解いていけたら良いです。

 

鹿児島県鹿児島市下福元町7641

ダイビングショップSB

http://sb-diving.sakura.ne.jp