常連から初顔まで

常連から初顔まで

10年ほど前から黒潮の勢いの強い年が現れ始め、冬は冷え切らず夏は高水温記録を更新し続ける、そんな状況に海の環境も変化し続けています。

もちろん、これはここだけの話ではなく全国的によく聞く話となっています。

そんなこの夏にも台風などと共に函館までいらっしゃる初顔さんやまいどさん、そして元々住んでいる生き物が入り混じるカオスな季節となりました。

 

コガネスズメダイでいいのかな?

お初が現れると分厚い図鑑を開いて検索するのがちょっと楽しい!

 

毎年来るけど今年は例年よりずっと数が多いですね。

 

そして、アマモ場ではヒメイカたちが産卵したり交接したりカマほったり掘ったり掘られたりしています!

 

そんな側のアマモで抱卵するアミメハギのメスは甲斐甲斐しく卵の世話をしつつ数分おきに周辺に餌を食べに出掛けていきます。

砂地を突いたり岩肌でツンツンしたりと忙しくしています、が!

なんと、先程、産み付けられたヒメイカの卵も定期的に食べていました。

 

間も無くクジメやアイナメ、スジアイナメなど卵の季節がスタートします。

その前にこの週末からは毎年恒例の知床ウトロのカラフトマスがスタートします!

 

diving service  GruntSculpin 佐藤長明でした。