平沢の海のはじめの一歩

平沢の海のはじめの一歩

こん○○は〜。
西伊豆は、ふらら日和の八木です!

早いもので、あっという間に11月ですね。
ふらら日和1年目は、まさかのコロナ禍で大変なスタートとなりましたが、、皆様のご支援のお陰でなんとかここまで来ることが出来ました。

まあ、これからは上しかないということで、ポジティブに前見て潜って行きましょう!

という前振りも、ふらら日和は同じ奥駿河湾にある「平沢」と「静浦」という二つのエリアをホームとしています。

今月は「平沢」の締め月としましょう。(ブログ上でガイドは12月末までしますよ。笑)

やはり広大な砂地が広がる平沢ビーチだけあってハゼは豊富です。そんなハゼの中でも、10月に現れたこのハゼ。

ヒメユリハゼygの中に1個体だけ、、オーラを放つ者がいました。
もちろん初めて観るフォルム。。。
興奮して、写真を撮って、一緒に潜っていたお客様と、手持ちの図鑑で消去法で探って行くと、、「ゼブラハゼ」に行き着きました。

SNSで上げたところ、、「なんか違うのでは?」とものいもつきましたので、魚類学者さんに問いたところ、「ゼブラハゼ」で間違いないとのことでした。

今でも、少し成長しながら元気に、平沢の海中を泳いでいます。
伊豆に居ながら、こんなハゼに出会えるなんて感動!です。

そんな季節的に出会える生物を楽しめるのも伊豆ならではですが、、
やはり僕としては、この海ならではの生物を観察&紹介していくのも楽しみの一つです。


こちらは、「サツキハゼ」
漁港内の岸壁など淡水がしみ出すような環境に生息するハゼなんです。

コロナ禍で自粛中に行ったオンラインのイベント内でもお知らせしたのですが、平沢ビーチは、大きな3本の川と繋がっています。

雨が降ると大量の泥水が川から流れ込み、いろんな栄養素を流しこんくれるのです。

ちょうど本日のお客様にもお話したのですが、、
「ここの浅いところの水を舐めるとしょっぱくないんですよ」
と。
浅いところは、淡水混じりなんですね。

要は、そんなエリアならではの生物なんです。
地味ながらも、こういうオリジナリティーある?多分変態な人しか(笑)注目もされないような生物にもクローズアップしていこうと思います。

今年はデータ取りの1年でしたが、これらを生かし、さらに来年も魅力ある「平沢」の海をガイド人八木ならではの視点で、紐解き皆様にご紹介出来たらな、と思います。

今年一年、平沢の海に潜りに来ていただきました皆様、ありがとうございました!
そして来れなかった人は、来年を楽しみにぜひ潜りにいらしてくださいね♪(まだ1ヶ月半ありますけど・・・・)

西伊豆「平沢」で潜るなら・・・
ふらら日和NGS
https://www.furarab-yori.com/