初夏のような華やぎ・・・。

初夏のような華やぎ・・・。

 

皆さん、こんにちは。沖縄・久米島よりです。

今年は台風後に水温が下がり、そのまま余り上がらないせいか、海中は初夏のような華やぎが続いています。

ドロップオフの棚上にはスズメダイやハナダイ、ベラが溢れ、天国の様な景色を魅せてくれます。

 

 

リュウグウポイントでは、アカネハンゴイやハナゴイも溢れかえり僕らを包み込むようです・・・。

 

 

トンバラポイントのミナミキビナゴも増え始めました。徐々にイケガツオやアジの仲間の捕食者も増え、暫くは、毎日、

壮絶な生き残り戦を繰り広げていくでしょう・・・。

 

 

マンタステーションも好調にその壮大な姿を魅せてくれます・・・。

 

根の上で雄大にクリーニングされるブラックマンタの雄姿は圧倒的です・・・。

 

 

5月から始まったサンゴの産卵も、8月の下旬にも見られました・・・。

 

 

セダカギンポの産卵です・・・。右が雄で左が雌です・・・。

 

 

その数日後の日没後、仔魚達が元気にハッチアウトしていきました・・・。

 

 

僕的には、ここ最近、一番刺さったのが、ヤミスズキの幼魚です。4㎝ないこの子は、岩陰に隠れ、なかなかその姿を

見せてくれませんが、とても可愛い子なのです・・・。

 

 

タテスジハタの中成魚、成魚になる少し前です。まだ、幼魚の名残の赤いラインと青色を残してます・・・。

 

 

 

昨年、和名の付いたユリタツノコ(Hippocampus pontohi)です。

毎年、初夏に現れるこの子達を、もう20年前からガイド中に見せています。

1.5㎝ほどのこの子が、サボテングサに擬態しそっと隠れている様子は、とても愛らしいです・・・。

 

大変な世情ですが、僕ら来て頂いたお客様を一生懸命ガイドするのみです・・・。

海でお会いしましょう・・・。