研究が気になって

研究が気になって

毎月7日は三保から鉄が海の気になる情報をお伝えいたします。

先月は、10月下旬から2週間ほどベトナムに出張していたため、情報を載せることができませんでした。
ベトナムは、クアンガイ省のビンソン湾での海事考古学調査だったのですが、台風7号(現地)が居座った
いたので、私は2日(チームとしては3日)しか潜れませんでした。
また、何かの機会に声がかかれば、成果を出しに行きたいと思っております。

画像は、宿泊先からの港(川です)の様子です。

戻ってから、何度か潜っておりますが、卒業研究の追い込みで、ゼミでの対話のイメージが頭に残っていて
対象魚種ばかりに目がいってしまいます(笑)。

例えば、ホンソメワケベラとニセクロスジギンポの行動による判別の研究をしている学生がいるので、この
ような状況を見ると、詳細に観察して、撮影して、結局研究の裏付け調査みたいなダイビングになってしま
います。
この時も、右下のホンソメワケベラの幼魚がニセクロスジギンポの幼魚ではないのか?と疑りの眼差しを
注ぐこと20分。ほとんど病気です。

かと思えば、ナイトダイビングで遭遇したツマグロハタンポを卒論の口頭発表で使えるんじゃないかと思い
何カットも撮影してエアーが無くなる始末です。
まぁこぉ言うアホが研究を下支えしている訳ですから、学生もきっと幸せでしょう(自己満足)。

だったら、左向きの位置で撮りなさいよ!って思うかもしれませんが、それが天邪鬼の良いところです。

そんなこんなでもぉ師走です。

何か今年は色々なことがあり過ぎて、ジェットコースターに乗った気分でここまで来てしまいましたが、
一番大きかったのは鉄家が喪中で新年の挨拶ができないということです。
なので、新春は明るいご挨拶はできませんが、雰囲気は壊さぬように努めます。
来年もよろしくお願いいたします。