セダカギンポの産卵

セダカギンポの産卵

Aloha, 10日担当・ハワイの樫山です。

9月も多くのお客様に潜っていただき、いろんな海の発見がありました。

一番は体験ダイバーと一緒に浅瀬のポイントで潜っている時にハシナガイルカの群れに遭遇したことです。
透明度約30mぐらいの中、3m先を10匹ほどが横切って行きました。
このダイビングではアオウミガメも10匹以上、また浅瀬では珍しいマダラトビエイとも一緒に泳げて、体験ダイビング史上一番興奮したダイビングになりました。
この日以外でも、何度かハシナガイルカを見たり、ハワイ固有種のアザラシであるハワイアンモンクシールもいたりと興奮が続いた月でした。

9月は写真のセダカギンポの卵や産卵シーンを良くご紹介させていただきました。
サンゴの中でメスを誘い、卵を産んでからオスは孵化するまで守り抜きます手前がメスで、奥がオスです。
現在ワイキキ沖には5箇所で卵を守っているオスを見ることができます。
ハワイの図鑑に記載されているワイキキ水族館によれば、ハワイの海ではセダカギンポは10時〜13時の間に産卵活動が行われるらしいです。
この写真を撮った時も、過去にメスと一緒に紹介させていただいた時も、ほぼ同時間帯です。

今月はもっと深くセダカギンポの生態を観察してご紹介したいと思います。