みなさん、お元気ですか？ 

毎月12日は神奈川県福浦より海情報をお届けいたします。 

　先日の台風１４号による影響はほとんどなくホッとしております（とは言え、まだうねりが残っていて海はクローズ状態ではありますが・・・）

　いよいよ日本各地で秋の便りが聞かれるようになりましたが、コチラ福浦でもすっかり秋めいて来ました。真鶴や湯河原など神奈川県では「みかんの産地」として有名な地域で、うちのお店の近くでもミカンが大分色づいてきております。 

　さて、現在水温２４℃程度。水中でも様々な生き物たちが見られるようになったり、通年見られる生き物もサイズが大きくなってきたり個体数が増えてきたりと、豊かなシーズンに突入してきているようです。と言うことは撮影もしやすくなってくる訳で・・・。 

なもんで、今回はいつも見られる福浦の仲間たちにギュッと近寄って見たいと思います！ 

大分大きなサイズになって堂々としてきたハナハゼです。ファインダー越しにセブ時代によく撮影した「リボンゴビー」を思い出してしまいました。。。

最近、至る所で見られるようになってきた「タツノイトコ」です。 水中に張ってあるロープや千切れた藻などに尾を絡み付けて擬態しているところを目にします。

コチラは上の個体とは別バージョンの「タツノイトコ」です。カラーバリエーションや体側の皮弁の有無や大きさなどは個体差があります。

クイズ「これな〜んだ！？」　　　正解は「ユビノウハナガサウミウシ」のひらひら部分です。

トサカやヤギ類などの部分的にポリプが閉じているようなところをよく見ると、その奥にひっそりと宝石のような生き物が見つかるかも。。。

今日もいい天気！とは言え秋は台風シーズンでもある訳で。まあ多少の影響は必要ではありますが、直撃や大被害などを被らないよう祈るばかりです。

と言う事で今日はここまで。 

明日はタイからタケシ君からの報告です、お楽しみに！ 

でわでわ。。。

五十嵐“Garuda”一規 
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