タオ島のお礼とカオラックのご報告

タオ島のお礼とカオラックのご報告

サワディーカップ!(タイ語でこんにちは)

毎月13日はタイより大村がお届けします。

 

長引くコロナ禍で、日本からゲストが来れないまま2020年のタオ島のシーズンを過ごしてきました。

そんな状況下でも、週末や連休の時だけではありますが、たくさんのタイ在住ダイバーの皆さんに潜りに来てもらうことができました。

そうなんです、タイは長らく国内でのコロナの新規感染を押さえ込んだままなので、もともとタイにいる人の国内での旅行やダイビングは問題なく行えるのです。

本当にありがたいことです。

 

ちょうどこの原稿を書いている10月13日がタイの連休の最終日ということで、昨日までたくさんいたゲストが一気にいなくなり、今日は自分自身の今シーズンの最後のタオ島でのダイビングをして来ました。

最後にどのポイントで潜るか?

最後に会いたいのはどの子(生物)なのか?

一番最後に会ってきたのは、今シーズンも大活躍してくれた、究極に逃げない引っ込まないギンガハゼです。

この写真はトリミングしてません。

分かる人には凄さが分かると思いますが、Canon 5Dの100mmLマクロレンズの最短撮影距離の状態でマクロコンバージョンレンズ(SMC-1)を付けてピントが合う距離(レンズの先端から3cmくらいかな?)でもぜんぜん引っ込まないで、ただただ不思議そうな顔をしてこっちを見ているのです。笑

カメラのファインダー越しにこの子のドアップの顔を見ながら

これぞタオ島の海の真骨頂やなぁ・・・

それにしても今シーズンはいろいろあったなぁ・・・

でもタオ島のダイビングは相変わらず楽しかったなぁ・・・

なんてしみじみと感じながらシャッターを切ってました。

今シーズンも大活躍してくれたこの子と向き合い、じっくり撮影し、今シーズンもありがとうってお別れを言って浮上する時は清々しい気持ちになっていました。

 

そして、いよいよ10月15日からシミラン国立公園とスリン国立公園がオープンしてカオラックのシーズンが始まります。

コロナ禍のなか本当にギリギリまで判断を待ちましたが、ここで大切なご報告があります。

今もって世界のコロナ感染の勢いは収束しておらず、タイ国外からの一般の観光客が普通に入国できる状況に戻っておりません。

シーズンインするタイミングで未だ日本からゲストが来れない状況なので、自社クルーズの催行は一旦休止させていただきます。

こればっかりはどうしようもない・・・

でも、やれる事はしっかりとやる!

そう決心して、今シーズンはタイ国内のダイバーさん達のニーズに合わせた週末や連休のデイトリップやショートクルーズで潜っていくこととします。

コロナが収束し、タイでのダイビングを楽しみにしてくれている日本にいるゲストさん達が戻ってこれるようになれば、また自社オペレーションのクルーズを再開させたいと思いますので、その時は是非またタイに潜りに来て下さいね!

 

シーズンの変わりめ、今日の夜のナイトフェリーでタオ島を発ちカオラックへ行きます。

来月は元気なアンダマン海、シミラン諸島やリチェリューロックの水中の様子を報告しますのでお楽しみに!

 

ではでは、明日14日は平沢の八木さんとたなべの李くんが担当してくれてます。

コロナが収束したらタイに潜りに来てね〜