慶良間諸島・渡嘉敷島より番です。
三月~
過去は引きずらないタイプですが、
この一年はよく振り返りました。
世界の海ブログを書くためにも
過去ブログを参考しています。
年度末って事で仕事以外の事も色々ありまして
パタパタした感じで過ごしております。
緊急事態宣言も解除されて
少しづつではありますが
お客様とダイビングが出来ています。
わたしがよく使うポイントは10ヵ所くらいなんですが
その中で更によく使うポイントと言うのは
定点観測がしやすいって事もあります。
渡嘉敷島のダイビングショップの多くがよく使うポイントに
トウアカクマノミがいます。
去年の時化の後に宿主がいなくなり世代交代をしていました。
急に世代交代したので新宿主は体も小さくて
昨年は繁殖活動には至ってませんでした。
ずっと『初産』はまだかな~と期待を寄せていました。
令和2年12月、水温が下がり始めてから大きく下がるちょっと前に確認に行ったときは
卵床作りをしているような泳ぎ方をしていたのですが、
産卵に至らず年をこして、水温の低い期間にはいってしまいました。
個人的にはやる気はあったが良い卵床が無かったのでは?と考えています。
じゃあ次は水温が上がり始めてからだな!とまたまた期待をよせていたところ
ケラマ海域の水温が底をうったようで、色々な生物がその事を教えてくれます。
そして先日、トウアカクマノミ新婚カップルの初産を確認しました。
(卵床は手ごろなサイズの流木です。)
色々な所でクマノミの仲間は観察できると思いますが、
識別されている個体の『初産』ってのはなかなか見れないものだと思います。
産卵後8日目まで確認していまして、
その後時化などで見れてないですが、
明日、確認してきます。
これからは産卵回数の確認です。
楽しみが尽きない( ̄▽ ̄)
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