皆様こんばんは、鹿児島県本土より松田がお届け致します。
今回のブログは魚類抜き!
もちろん、7月と言えば様々な魚種の命きらめく最高のシーンが盛り沢山ですが、生きているのは魚だけではありません!いつも地味なものばかり紹介しているよねっ〜!なんてよく言われます(笑)
今夜は地味に滴るお話です。
弊店に所属のスタッフ:メイが4年の歳月をかけてデータ採取してきたイバラカンザシの放精と放卵
写真は放卵です。
螺旋状に卵が昇り詰め放たれる様は芸術です。
時間帯や潮回りを突き止めつつ、一番いい撮影ポイントを導き出しご案内できたことにも感動です。
その頃砂地ではニセクロナマコの放精・放卵祭り。
写真は放精中。
この時は、とにかく放精が一斉に始まり、後半だけ放卵が見られました。
放精を感じ取り放卵するのだろうか、同時にしているように見えて生物にはきっと阿吽の呼吸があるのでしょう。
こちらはラッパウニの放精と放卵の様子。
白い煙のような放精に粒々が混ざっているのがご覧いただけるでしょうか?
どのシーンも普段はいることの出来ない生物達の懸命な姿。
中々、表情をうかがい知る事はできませんが、きっと彼らにとっては最大の頑張りどきなのでしょう。
こんな生物の姿に勇気をもらい、ご一緒させていただくゲストさん方に元気をいただき僕も頑張らなきゃ。
鹿児島県鹿児島市下福元町7641
ダイビングショップSB
松田 康司