皆様こんばんは、残暑厳しい鹿児島県本土より松田がお届けいたします。
前回のブログ以降一度もカメラをもって海に入ることが出来ずゲストさん方とご一緒させていただいたシーンに想いを馳せながら過ごしておりました。
今日はガイド会ブログを書かなきゃ!と月に一度の楽しみでもあるため何か一つの情報だけでもご案内できればと・・・・・・思い立ち「タイワンガザミ」の交接を狙いに行って参りました。
先日、ワクチン接種を終え帰路につく前に遅い昼食に立ち寄ったパスタ屋で「旬のワタリガニパスタ」の文字が!!
殻が添えられほぐし身がふんわり乗っているパスタは最高でした。
そんな彼らが、他のメニューをご案内中の足元で毎晩の様にそこかしこで交接しているのを思い出したのです。
フラフラと夜の水中を泳いでいると・・・・・・ガーディング中のペアを発見!!ムフフ。
ホソジュズモなどの海藻のベットで2匹でいい感じではありませんか!
敏感に逃げる!逃げる〜〜〜〜
赤ライトだろうが1%の光量だろうが逃げる〜〜〜
息を潜め、待つ!!!(得意だし、しつこい)
落ち着いたとこで電気を最小に観察を続けると・・・・・・
脱皮をしてからの即交接!
薄灯だから最初はメスが2匹にいきなり増えた?とか思ったけれど、ちゃんとオスが元のメスの鉗脚(ハサミ脚)を抑えて後ろから出てきやすくしてあげている・・・・・・のか?
一定の距離で見守っていると、ふにゃふにゃとしたメスもクルリとひっくり返り合体!!
この姿のまま少し泳ぎ海底の凹地でジッと動かなくなりましたとさっ。
あのパスタ・・・・・・いや、タイワンガザミもこのようにして命を繋いでいるのですね。
少しずつ見れる頻度が少なくなっているのですが、この生態シーンも皆さんにご案内できるメニューにしたいなぁ〜と思っております。
最後までご覧いただきありがとうございます。
鹿児島県鹿児島市下福元町7641
ダイビングショップSB
松田 康司