ガイド会ブログ、久しぶりの投稿となります。
コロナ禍での情報発信に関して考えるところがありまして、少しでも状況が好転するまでしばし待とうと意図的に沈黙を続けてきました。
そしたら、意図していたよりもずいぶんと長い沈黙になってしまいました・・・
世界中が大変な状況ですが、タイのダイビング業界もコロナ禍で厳しい時期を過ごしてきました。
2020年3月にタイで緊急事態宣言が出されてから、日本からタイへダイビング旅行をするような状況ではなくなりました。
当初、タイは感染の押さえ込みに成功し、私もタイ在住の日本人ダイバーさん達と潜っていましたが、感染が拡大してタイ国内でのダイビングも出来ない時期がありました。
ゲストが来れない状況が続くなか、ショップを守り、ゲストを迎え入れられる態勢を維持し、スタッフ達と共にこれまで頑張ってきました。
大好きなタイの海をあきらめず、まだまだ頑張るつもりです。
そして、ここにきてやっと待ちに待った前向きなニュースが出始めました!
先ずは『プーケット・サンドボックス』というタイ政府による観光促進プログラムが始まりました。
プーケットのワクチン接種率を高めておき、低リスク国からワクチン接種などの条件をクリアした旅行者がプーケットへ入国し、島内であればほぼ自由に行動することを認めるというものです。
9月にこのプログラムを利用して、コロナ後初となる日本からのゲストが来て下さったのです!
なんと、1年半ぶりに日本から来たゲストと潜った、記念すべき大感動のダイビングでした。
この写真はその時に撮ったもので、プーケットからの日帰りトリップでラチャ島のカマスの群れです。
水中から見上げた太陽光がいつにも増して眩しく神々しかったなぁ〜
こちらのゲストは最初の1週間をプーケットで過ごしてから、さらにタオ島へ移動して1週間過ごされました。
そしたらタオ島ではジンベエザメがお出迎え!
ダイバーの少ないチュンポンピナクルでジンベエ貸し切り状態!!
大人気のポイントでダイバーが写り込まないジンベエ写真はコロナ禍ならではの贅沢ですね・・・
10月1日より『7day サンドボックス』へと進化し、入国後に直接、カオラックやタオ島へ行くことが許されています。
詳しくはタイ政府観光庁TATのページをご覧ください→タイ政府観光庁TATのリンク(英語)
一方で、タイ国内にいる人の移動規制も緩和され始めています。
10月16日より、プーケットへの入島審査が緩和されます。
タイ在住の方はこちらをご覧ください→タイ政府観光庁TATのリンク(英語)
そして、直近のニュースとして、11月11日にタイ政府により新たな発表がありました。
タイ全体のワクチン接種率が高まってきた事を受け、海外からの旅行者の受け入れ条件をさらに緩和していくとのことです。
ソース元はこちら→タイ政府観光庁TATのリンク(英語)
要約すると・・・
11月1日より、10の低リスク国からワクチン接種などの条件をクリアした旅行者が、隔離検疫なしでタイに入国でき、タイ国民と同じように自由に移動できるとのこと。
この記事を書いている時点(10月13日)ではまだ日本が低リスク国に入るかどうかは分からないのですが、このリストは12月1日に拡張され、さらに2022年1月1日からより広範な国々に拡張される予定との事です。
早ければ11月?それとも12月かな?いよいよ日本からタイへの渡航の道も開けていくのではないでしょうか!?
ただ、せっかくタイ側が受け入れてくれても、タイから日本に戻る時のルールがもっと緩和されないと、結局は気軽にタイにダイビング旅行に来れないままなんですよね・・・
タイと日本の感染状況がもっとも〜っと落ち着いてルールが緩和される事を待ちましょう。
そして、お時間が取れる方や、帰国後の隔離はリモートで仕事出来るから大丈夫なんていう方、なんとしても早くタイに潜りに行きたいぞ!という方はご連絡下さいませ。
受け入れの準備はできていますよ。
まだまだ楽観視できるような段階でないことは重々承知の上ですが、それでも、今までに比べたら少しだけでも明るい未来が見え、一歩(半歩かな?)前進できた気がしています。
来月はもっと前向きなニュースを発信できたら良いのですが!
また皆さんとタイの海で一緒に潜れる日が来ることを楽しみにしていますので時期が来たら遊びに来てくださいね!
ではでは、明日14日は西伊豆平沢の八木さん、和歌山たなべの李くんが担当します。
日本もだいぶ落ち着いてきたようですが、お互い頑張ってコロナを乗り越えましょう!