こんばんは。
あっという間に28日、あと数日で10月も終わりですね〜
10月も後半に差し掛かり、ようやく伊東のハナダイたちも恋する季節から愛を育み命をつなぐ季節がやってきました。
今年も異例ばかりの気象状況に振り回され、何が正常なのか正直わかりませんが季節がら見られる産卵行動は無事全てのハナダイ(伊東の普通種)で見られるようになりました!
初夏から夏の終わりまで産卵を繰り返すキンギョハナダイ
実はまだ夕方になると根頭で激しく求愛し、産卵を行っています。
昨年はこの時期には殆どのキンギョハナダイが産卵を終えた感があったので、全体的に遅れているのかと思わせるほどです。
写真は大産卵している様をなんとか写せないかと真上から挑んでみました。
そして、毎年リクエストが多く期待されるのがサクラダイのオスの群れ。
今年はこのサクラダイが一番不調でして・・・というよりも予想を遥かに遅れて産卵行動に入っている感じです。
ただ全体的にみて今年はオスの数が絶対的に少ないというのが正直なところ。
その分メスの数は例年より多く感じられるくらい沢山集まっていますので、無事に産卵を終えてもらいたいなと願うばかりです。
サクラダイのオスの数が少ない代わりに今年早い段階から目立っているのは、ナガハナダイ。
通常なら丁度今くらいのタイミングで、深場から上がってきて30m代に大きな群れを形成して産卵を11月くらいに盛んに行っている様子を見るのですが、今年は夏の間に浅場に上がってきています。
どうですか?この美しい姿。
ハナダイの中でもかなり美しいクラスに位置するのでは?と思うハナダイ。
なのにどうしてか・・・ナガハナダイみたい!撮りたい!ってリクエストは殆ど受けたことがないです。
ワイドには、サクラダイのオスの群れが中々当たらない中、サクラダイの、群に混じってくれるので今年は「ハナダイ・スクランブル」と行った感じが伊東の様相となっております。
そして、その中にからず混じっているてワイドだと中々注目されないのが・・・スジハナダイ。
婚姻色はこんな感じです!
これでまだ8割くらいの本気度って感じでしょうか。
伊東はこのスジハナダイがとっても浅い水深にハーレムを作ります。
キンギョ、サクラ、ナガハナに比べて絶対数が少ないハナダイなのでハーレムも小さく目立たないせいなのか、他のハナダイの数が多すぎるのせいか目立ってない感じがしますね〜
スジハナダイの中でリクエストが多いのは断然ちびっ子。
成熟した個体よりは少し深い場所にいるので、少し気軽ではありませんが〜いつでも小さい訳でもありませんのでコレからチャンスあれば狙っていただきたいハナダイの1つですね。
今はまだワイドメインのご案内が多く、個体ごとの情報や写真はコレからって感じになりますが益々ワイドにマクロに忙しく楽しい海が続きます。
10月後半から11月がハナダイ産卵のラストスパート。
11月も少しづつ予約枠も埋まり始めております♪
美しい背景を活かしながら伊東の素敵シーンを切り撮っていだければ嬉しいです。
Dive Family Yellow ひで