こんばんは〜〜〜
28日になりましたね!伊東よりお送りさせていただきます。
秋シーズンも収束に向かい。いよいよ海も冬の気配が近づいてきました。
今秋はサクラダイの産卵行動が時期より遅くそして、例年通りといかない数で収束してしまったのですが、それに変わって好調なのがナガハナダイ!
サクラダイが日本固有種と言われているように、ナガハナダイもまた日本固有種と言ってもいいくらいのハナダイ。
実際にはサクラダイは台湾にも、ナガハナダイは韓国にもいるとの情報はありますが・・・
さて、ナガハナダイってどんなハナダイなの?という方もまだまだ多いですね。
こちらがナガハナダイのオス。
ナガハナダイは日本では結構な場所で生息しているハナダイですが、通常生息する水深が30m以深と少し深場のハナダイ。
数は非常に多く伊豆半島で言えば、西は大瀬崎、東は伊東が多くみられると思います。
伊東でも通常は30mより深くいけば沢山出会うことが可能なハナダイですが、サクラダイの産卵期が終盤を迎える時期に深場から水深を上げ産卵行動に入ります。
今年は時期が早く夏場にすでに水深を上げてきており、サクラダイと一緒に群れている光景が印象的な年でした。
10月末から特にピークに向かって集まり方が激しくなり、現状もとっても沢山群れています。
写真は今季撮った写真の中で最も群れていた日のお写真(11月19日撮影)
写真のエリアの中にはキンギョハナダイ、サクラダイ、スジハナダイ、ナガハナダイ、アカオビハナダイの伊東普通種4種と季節来遊魚も混じっています。
季節来遊魚として確認できてるのは、バニハナダイ、スミレナガハナダイ、アカボシハナゴイ、カシワハナダイ、ケラマハナダイなどが観測できています。
中にはレアなこんなやつも・・・
コウリンハナダイ。
雄雌確認できてますので、ハーレムを形成しているんだと思います。
と、ナガハナダイだけでなくもうこの場所はハナダイスクランブル・・・なのです。
時間帯と潮の流れが合えば大産卵タイムに遭遇できます。
薄暗い水深なのですが、その暗さの中に妖艶に輝く紫は一見の価値有りですよ!
中々その雰囲気を写真に表現でききれないですが・・・まずは実際に見ていただけると。
サクラダイのシーズンが収束すると、途端に「ハナダイでワイド」って方が激減しますが、まだまだ魅力的なワイドシーンが盛り沢山です!合わせてマクロも楽しい時期なので12月潜り納めに是非チャレンジしていただければ幸いです。
今年もあと一ヶ月。
新しい年が始まるまで、目一杯ガイドしたいと思っております。
皆様のお越しを心よりお待ちしております♪
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ではでは。
DiveFamilyYellow ひで