大瀬崎通信2022 睦月(1月) 寒中お見舞い申し上げます

大瀬崎通信2022 睦月(1月) 寒中お見舞い申し上げます

大瀬崎より、赤堀です。

本年もよろしくお願いいたします。毎月11日を担当させて頂きます。

今年のお正月は、晴天に恵まれて絶好のダイビング日和が続きました。

ただ、1月6日には当地でも数年ぶりに雪が舞う寒さに見舞われ、ガタガタと

震えながらのダイビング。海中のほうが、まだ快適でしたね(笑)。

翌日には、真っ白に雪化粧した富士山が、朝日を浴びて綺麗に見えていました。

その海中は、水温が15℃台とここ数年で一番下がっていて、冷たい海となって

いますが、透明度は冬らしい視界が良好な状態を維持しています。

透明度がいいと、つい深度を下げてしまうのですが、深度を下げると普段は

見ない生物に出会えるチャンスも増えてきます。

このオイランヨウジも、数年ぶりに見ることが出来ました。2匹で仲良く漂っていて

岩の隙間を移動していました。

安全停止エリアの砂地には、極小サイズのカエルアンコウの仲間がいます。

まだ和名はついておらず、レンベフロッグフィッシュと呼ばれています。

黄色に縁どられた眼状斑紋が特徴ですが、肉眼ではハッキリと分からないほどに

小さい個体です。

クラゲの仲間も日に日に増えていて、水面下も楽しい時期になってきています!

来月は、綺麗なワイド画像をお届けしたいな~と考えています。