毎月、７日は三保真崎から鉄が海中情報をお届けいたします。

ここ数日、西高東低で西風が強く吹いているので、真崎のコンディションは良い
状態をキープしています。冬はこの場所のベストシーズンですから春濁りが出る
までは天国です！

エントリーして直ぐの安全停止ポイントに昨年末からいる個体だと思いますが、
初めて見たときより倍ほどの大きさになりました。倍と言っても現在３cmほど
なのでよく捜さないと見つかりません。

斜面の途中には、サザナミフグやモヨウフグなど、子犬が尻尾を丸めたように
静かにしていますので、驚かさないように観察してあげて下さい。

数カ所でハナミノカサゴの幼魚が観察できます。ハナミノ以外にもミズヒキや
キリンもいます。

斜面はほぼ一面シオミドロに被われ、フクロノリやアントクメが成長を始めて
おります。
中には、海藻を隠れ処として利用している魚や生物もいますので捜してみると
面白いですよ。

そして今日のトピックです。
これまで何度か観察のチャンスはあったものの、撮影できるような場所に居て
くれたためしがなかったため、紹介できませんでしたが、やっと撮れました。
大きさは５cmほどのルリハタの幼魚です。
実際は、撮影しているときは何だかハッキりしない状態でカメラを構えていま
した（笑）。
それでも記録できてしまう今の撮影機材の性能には驚いてしまいます。