深度から観る生息区域

深度から観る生息区域

こん○○は〜。
西伊豆は,ふらら日和の八木です!

今月は、、平沢ビーチでは4月〜6月にかけて海藻がワッサワサになるのですが、そんな海藻を観ていると、深度によって生息域がきっぱり分かれているというお話です。

まずは、浅〜い〜傾斜を陣取るのは・・・

丸っこいフクロノリ。
フワフワ感は幻想的です。
うねりなどで破れやすいのですぐ穴が開くのですが、それを魚やウミウシ達が隠れ家にも使います。

そして2m〜5mくらいを陣取るのは・・・

ホンダワラ類
もう足の踏み場はないです。。。
これが6月には水面まで伸び、とても幻想的な海藻の林になります。
5月以降、アオリイカが産卵場としても利用します。
その他の生物にも絶好の隠れ家にもなり、、ワイド撮影もとてもいい感じ。
春から、初夏にかけての平沢の代表的なシーンだと思います。

 

そしてそして5m〜10mくらいを陣取るのは・・・

アントクメなど葉の大きめな褐藻の仲間
写真のようにコケギンポも埋め尽くされちゃいます。笑
岩場に生息する生物の隠れ家、、夜になるとマガキガイやワレカラの捕食場所にもなります。

と、ご覧のようにエントリーして浅いところから周りを見ながら進むと明確に色や環境が変わるのがわかります。
そんな眼で、泳いでいるととても楽しいですよ♪

番外編

海藻に囲まれて暮らすクマノミのカップル。
こんなシーンは、まさに伊豆ならではでないでしょうか!!

春の海の楽しみ方のひとつのご紹介でした♪

 

平沢で潜るなら・・・
ふらら日和 ネイチャーガイドサービス
https://www.furarab-yori.com/