こんにちは。
11月28日になりましたね、伊東よりお届けさせていただきます。
不覚にも9月、10月と無投稿となってしまいました。
2022年も残すところ1ヶ月・・・とっても一年が早いですね。
さて、水中はと言いますと・・・
随分冷たい夏の水温から秋に入りやっと暖かい水温になり、現在は少しだけ下がりましたが例年に比べると少し高い水温をキープしております。
本来なら、秋にサクラダイ、秋の終わりにナガハナダイとご紹介が続くはずですが・・・なんと、今年はハナダイの成魚が激減してしまいました。
原因は正直全くわからず、12年伊東の海に潜っていますがこんな事は初めてで・・・今年だけの現象だと信じたいのですが不安がつきません。
それ以外は絶好調の伊東の海。
南からやってきた季節来遊魚はあちらこちらに姿を見せ、伊東ならではの背景で私たちを楽しませてくれています。
写真は「キハッソク」
普通ならマクロで撮るべき生物ですが、たまたまワイドレンズ持ってるタイミングでいい感じの雰囲気だったので・・・色々気をつけながら撮影さえてもらいました。
伊東では中々出会えない魚で、かなり久々の登場とのことです。ちなみに私は伊東では初見です。
こんな見た目でハタ科の魚だそうで、よく似ている感じで言うとヌノサラシだそうです。
こういった季節来遊魚を発見する度にいつも思うのは・・・伊東にやってくる浮遊期の時も見れないか・・・。
ここで産まれた訳ではないのだからきっとそのタイミングがあるはずですが、着床した後の姿を見るより遥かに難しいことですね。
このキハッソクも浮遊期はとっても素敵な姿をしているみたいで是非見てみたいものです。
季節来遊魚だけでなく、伊東の普通種も素敵シーンがいっぱいです。
クリアクリーナーシュリンプにクリーングされるコガネスズメダイ。
クリーニングシーンは大体ウツボで見るんですが、今回見つけたこの場所はスズメダイやハナダイなんかが蒸れてる場所なので、次のチャンスはサクラダイやスジハナダイが気持ちよ〜くなってるシーンが撮れるかもって期待しています。
中層は過去1ってくらいに大盛り上がりしてまして、お客様を見失うほどのキビナゴの大群。それに襲い掛かる
カンパチ、ヒレナガカンパチ、ツムブリ、ワラサ、マダイ、カツオ・・・etc。とハンティングショーを繰り広げています。
その間を縫うようにイサキやタカベ、スズメダイがまた目の前を覆い尽くすような群れでやってきています。
1年を通して最も魚種、魚影が濃くなる11月〜12月。
水温や気温は少し下がってきますが、ある意味伊東のトップシーズンです。
11月まで延長された「五島根」クローズ後、五島根が潜れないせいなのか・・・予約は激減。
でもでも白根は五島根に負けない屈指のポイントですよ!
こんな密度の魚影は中々みられません。背景美しいマクロも楽しめますので是非伊東に潜りにきてくださいね。
皆様のお越しを楽しみにお待ちしております。
Dive Family Yellow ひで