皆様、2022年もまもなく終わろうとしています。
1年を振り返りとても今年も様々なことが起きた1年となりました。
特に、自身の体調不良によりご予約いただいていたお客様に急な変更をお願いせざるを得なくなったことや、1年を通して自分の管理不足や自分自身の甘さによりご迷惑をかけてしまった事などここで書くことではありませんが振り返れば振り返るほど反省ばかりが思い返される1年となりました。
過ぎてしまった事をここで書いても許される訳でもなく、また時間を戻すことができる訳ではありません。同じことを繰り返し起こさないように業務も心も自信を戒め繰り返さないようにするしかありません。
個人的には反省点ばかりが思い返されますが、出来事としては嬉しい出会いや驚きの展開も多い1年でした。
特に大きな出来事としては、人気ポイント「夏季限定・五島根」のオープン期間延長の知らせでした。
通常は5月16日〜9月15日までの期間でしたが、11月15日までの期間延長となり伊東史上初の「秋の五島根」を潜ることができたとでしょうか。
写真は五島根の中でも人気の高い五島根南。
ただ、2023年度も継続して期間延長となるかはまだ未定のようで、一先ず現在は通常期間のオープンとなりそうです。
2023年度も少しでも長い期間潜れるようになる事を切に願うばかりです。
※期間がどうなるかは、現在伊東ダイビングサービス様が漁協を初め関係機関などと交渉を重ねてくださっています。少しでも早く良い知らせが来るように待ちたいと思います。
また、メインポイント「白根」でも大きな変化がありました。
10月に約1ヶ月の休業を経て、復帰するとハナダイの成魚の数が過去経験したことのないレベルで激減していた事でした。
正直原因が全くわからず、死滅したのか?深場へ移動したのか?はたまたそれ以外の理由なのか・・・
少なくても私が潜った12年の中で最も生魚の数が少ない秋となりました。
写真は白根のとある場所ですが、現在はイシモチがこの場を覆い尽くすように滞在していますが本来この場所には多くのハナダイが見られるはずなのです。
もちろんイシモチも例年見られているので、この写真にハナダイの存在が少ないという事になります。
ハナダイだけが全てではありませんが、伊東の海を彩る素晴らしい生物なので少しでもその存在の復活を祈るばかりです。
近隣のダイブサイトの情報で同じような現象は起きていないようなので、瞬間的な水深移動だと思っていますが・・・
毎年「今年は異常気象が・・・」などという気がしますが、おそらく来年も同じようになるのだろうと。
すでに何が正常なのかわからない現在、水中世界も望まない展開へと変わっていくことも多いので「みたい!」と思った景色や生物は思った時にいかないと見れなくなる時が来ている気がします。
伊東の海も然り、いつでも、いつまでも当たり前が続くとは思わず、一瞬一瞬、一つ一つを大切にできるようにして参りたいと思います。
反省ばかりの1年となりましたが、改善して関わる方々、何よりお越しいただくお客様に喜んでいただけるような1年にしなければと思います。至らない点は多々ありますが海も陸も精一杯頑張って参りたいと思います。
2022年ありがとうございました。
2023年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
DiveFamilyYellow 川坂秀和