大きな流れに身を任せる生き方なんて出来ない。
鹿児島県本土の海より松田がお届けいたします。
毎年3月に訪れる浮遊生物を多く含んだ潮、生物のラインナップを見る限り黒潮(対馬暖流)の生物が潮と共に訪れているのでは無いだろうか。
昼も夜も沢山のクラゲと共に浮遊する彼らを観察するのはとても面白いのでした。
そして、クラゲなどに擬態する様は本当によく考えられているなぁ〜と感心させられます。
クラゲが多い日、サルパの仲間が多い日など日替わりで潮が変化するのも楽しめます。
ヒカリボヤがとても多い日には、うまく活用して移動する魚たちも!
ほとんどが寄り添う様にして泳いでいるのだけど、中にはヒカリボヤの中に入り込んで移動する者も。
撮影の際はヒカリボヤを触ろうとすると、中の魚も逃げちゃうので自分も浮遊しながら撮るんですっ。。。
彼らのように、大きな流れに身を任せ、大海原を生きていくのはギャンブルの様な運命にも思えます。
そう言った意味では僕たち人間も同じなのかな・・・・・・
春の日差しに透ける葉がとても美しいのでした。
今月に入り一気に無くなったのだけど、その原因がアメフラシの仕業だった。
朽ち果て茎だけになったワカメも撮りに行かなきゃなっ。
今から生まれ、育ち、そして死んでゆく
そんなシーンが目まぐるしい時期がやって参ります。
鹿児島県鹿児島市下福元町7641
ダイビングショップSB
松田 康司