みなさんこんばんは! 今日は石垣島よりネイチャー石垣島DS・多羅尾がお送りします。
暑い暑いと言っている内にもう8月も下旬、、、暑さも「残暑」と言う言い方に代わりましたね。
この夏は、、イシガキをフィールドにしているガイドとして、ちゃんと撮ってみたいものがあったんです。
それはこれ。 イシガキカエルウオ。
ええ所に居てくれると画になる、日本の南の島ではそこら中にいる人気のカエルウオ・・
ではなく、、、(^^)
イシガキカエルウオの卵をちゃんと撮ってみたかったんです。
グーグル先生に聞いてみても全然画像出てこないので、なかなか撮るのは難しいんだろうな〜〜とは思ってまして、、、
しかしながら、石垣島ではそこら中に居る魚の上に、イシガキと言う名前が付いてる魚なのに、その卵を撮ったことないなんて、ガイド会に所属するガイド様(笑)としては、、許せないコトだったんです。
イシガキカエルウオはギンポの仲間なので、巣穴の中に産み付けて保護しているはずだと言うことは予想できるのですが。。。
こんな感じで穴から顔だしてても。。。卵は全く見えません(^^)
それにしてもキレイな所に居ますね〜〜。
モンツキカエルウオのように穴の出口付近に産み付けていれば撮れるのですが、どうやらイシガキカエルウオは穴の奥の方に産み付けるらしくて、このままだと見ることが出来ません。
親を追い出したら見られるかもしれませんが、それでも穴の奥の卵に光を当てることができないので、「見えて」も「撮る」ことが出来ないんですよね。
ある日、例によって顔の色変えて激怒り中のイシガキカエルウオが居ました。
こんな色してる時は大抵卵守ってるはずなんです。
それでよ〜〜〜く穴を観察してみると、、 どうやらサンゴに寄生していた貝の仲間が死んで、その後に残った穴に住んでいるようで、メインに出入りしている穴口の横にもう一つ小さな穴が空いていることに気づきました。
、、で、そこからそ〜〜〜〜っとライト当ててみると。。。
ありました!!
ライトの光が当たるということは・・・・
ハッチアウト間近の卵で、眼が出来ていますね。
10分ほどファインダー越しに観察していたら、膜の中でクルクル動いていました。
来年は親の顔も入れて撮るのを目標にしましょう〜〜。
できればハッチアウトも狙いたい!
また来月!!
ネイチャー石垣島ダイビングサービス・多羅尾 拓也
http://www.ishigaki-diving.com/