大瀬崎より、赤堀です。
2週連続の大雨の影響で、海は濁った状態が続いています。
6月3日の土曜日は、前日夜の線状降水帯による土砂降りの雨が長く続いたため
ほとんど視界が無い海中となってしまい、潜水禁止の措置がとられました。
台風以外での潜水禁止は、当地では珍しい出来事で、それくらい大量の雨が降った
ということでしょう。
そんな海中ですが、生物たちはいつもと変わらぬリズムで日々を過ごしているようで
春の繁殖シーズンに突入しています。
テンジクダイの仲間たちの口内保育やクマノミの産卵、アカオビハナダイの産卵など
が見られています。
サザエの貝殻には、ニジギンポが産卵しており、すでに二回目に突入。
湾内の浅場で観察出来るので、時間をあまり気にせずに見ることが出来ます。
来月7月には、サンセットダイブも始まりますので、生態観察に興味がある方は
狙い目ですよ!