毎月7日は三保真崎から、鉄 多加志が海の情報をお伝えします。
七夕ですね。
あまりの暑さに3mmの3ピースで潜ってしまいました。まだ水温は20度になったり、
底ではそれよりも低かったりですが、ウエットスーツで浜辺にいるとセルフサウナーです。
そんな状況なのか。
このミノカサゴを見てお分かりのように、もの凄い激流です。沖堤から帰ろうとしたら、
突如!濁りの塊が来たので、嫌な予感がして慌てて引き返すと、途中から沖出しの流れに
捉まってしまい、フィンキックだけでは進むことができなくなりました。
久しぶりにカメラを小脇に挟んで、匍匐移動しました。先月もこんな状態がありましたが
その時はスクーターを持っていたので、速力を全開にすればフィンキックで進めましたが
今回は危うく足が攣ってオサラバしそうになりました。とほほ、だんだんこう言う状況が
楽しめなくなってきたなぁ〜。よる年波には抗えない…なのか。
底は、ライトなしでも何とか見えます。
相手を探してるオキゴンベとミズヒキミノカサゴが鉢合わせしてしまった情況なのか。
浅いところは、それほど流れもなく、ゆっくりと生物の観察ができます。
家政婦はみた的なのか。
ちなみに、バカボンの頬の模様は光合成をするウミウシで有名なヒラミルミドリガイの
卵です。本体も写っていますが、まぁ分からないでしょうね。
撮った本人も現像してから気がついたくらいですから。
シロガヤやミルが群生している場所ではタツノイトコも多数いるので、日暮れ時には卵の
受け渡しやハッチアウトも見られるかも…なのか。
エキジット寸前で、何個体かのビゼンクラゲに遭遇しました。
この個体についている魚はハナビラウオなのか。
内海では、既にオヤビッチャやサツキハゼの群れを数個(群)体、確認しています。
沖堤ではナメラヤッコや季節来遊系のハギの幼魚を確認しています。
ムレハタタテも何個体かは越冬しているのを確認しています。
ここ数年続いたラニーニャが影響なのか。
もはやケラマハナダイに関しては、越冬というよりも繁殖をしているので、三保真崎
では普通種なのか。
チャイマルもスジアラも普通種、ハナミノカサゴも珍しさを感じなくなっています。
エルニーニョが数年ぶりに観測されたそうですが、その影響がこちらの海まで届いて
リセットしてくれると良いのですが。すぐには思い通りの結果にならないでしょうね。
棚ぼたを期待なのか。