仲間が亡くなりました・・・。令和5年10月14日・享年56歳でした。
沖縄・石垣島でネイチャーダイビングサービスを営んでいた多羅尾拓也さんです。
関係者の皆様には、謹んでお悔やみ申し上げます。
残されたご遺族の皆様の事を思うと、その悲しみは計り知れませんし心が痛みます。
また、突然の訃報で、私達ガイド会も、まだ、この悲しい現実を受け止めきれずにいます・・・。
多羅尾さんにお会いになった方は、ご存じだと思いますが、多羅尾さんは、人にも生物にも、とても優しく、慈しみ心の持ちながら、熱いガイド魂の塊
みたいな人で、ガイド力も優れ、お客様に対するホスピタリティ溢れる尊敬できる素晴らしいガイドダイバーでした。
そして、そのガイドダイバーとしての多羅尾さんの資質は、「ガイドダイバーとは、斯くあるべき」という一つの指針を体現し私達に示してくれました。
皆様もそうだと思いますが、海の生物を語る多羅尾さんの眼には慈愛に溢れ、話を聴いてる、こちらまで幸せにしてくれるような方でした。
今でも、目を閉じて多羅尾さんを思い浮かべると、すぐ側で笑顔で魚の話をしてる多羅尾さんの話声が聞こえてきそうです・・・。
今後は、私達ガイド会会員一同も、多羅尾さんのガイドダイバーとしての足跡を、改めて想い返しながら、多羅尾さんの熱いガイド魂を胸に、
日々研鑽していきたいと思います。
ご遺族の皆様、突然の悲しい出来事で、お力をお落としのことと存じますが、どうぞお気を強くお持ちになり、くれぐれもご自愛下さいませ。
ガイド会会員一同、心より多羅尾拓也さんのご冥福をお祈り致します。
多羅尾さん、今まで、本当にありがとうございました。貴方が語ってくれた数々の教えは、大切に伝えていきたいと思います。