浅瀬ならではの知恵

浅瀬ならではの知恵

こん○○は。

川奈の八木です。

 

今月は、この夏にちょっと感心した浅瀬の生物ならではの知恵のお話です。

主役は「ホシギンポ」

川奈ビーチでは、エントリー&エキジットスロープの周りに住んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

スロープの鉄柱の辺りに顔をつけて水中を覗いてみると・・・

仲睦まじい、ホシギンポのカップル♡

翌日も観に行ったら・・・

僕を意識したと思ったら、何かを隠すそぶりをしました。

 

ん?何かあるぞ!

と少し離れて観察していたら・・・

やはり、卵を産みつけて保護していました。

 

と、ここまでは、海中でのよくある繁殖行動なシーン。

 

今日のテーマである、「浅瀬ならではの知恵」とは、

潮が引いた時ってこいつらどうしてるんだろうか?とふと思いました。

潮が引くとスロープもこんな感じになります。

矢印のところが、ホシギンポが卵保護していた所。

完璧に干上がってる様にみえますが、近づいて観てみると、

なんと、そこだけ水溜りになっていました。

なるほど!

これなら卵にも海水がついた状態を保てる訳です。

そして離れ小島になり外敵にも襲われにくいし。

ほんと賢いわ!!

と感心して、水溜りを覗き込むと・・・

自慢げに、顔を覗かせるホシギンポと目が合い、可愛くも偉く関心しました!

 

僕らの足元にも、ちゃんと海中生物の生活があるんですね〜。

ほんと海は面白いです!