只今、東京に向かう夜行バスの中で書いています。明日はブースと写真展の準備、金曜日からはMDフェスが始まります。皆様にお会いできるのを楽しみにしています。
早春の某日、渓流ではカエルたちのドラマが繰り広げられていました。その名はナガレヒキガエル、普段は森の中で暮らし、冬眠から目覚めると僅か1週間ほど集団で産卵します。その一週間が毎年定まらなく、海ガイドを一ヶ月お休みにして森に偵察入りします。ちなみに今年は昨年より半月も早く産卵が始まり、四回に分けて森から降りてきました。前代未聞の行動で、両生類の難しさを痛感させられました。それでは彼らのドラマをご覧ください。
X デー、沢から転げ落ちてきます。既に包接しているペア、下が雌で上が雄。
渓流まで辿り着くと産卵が始まります。
また、水中では壮絶なガマ合戦があちこちで始まります。
ペアに不用意に近づくと・・・
後ろ足でキックを喰らいます!!
こちらは、3匹で仲良く?!包接です。雌が重そう・・・
こちらは、死んでしまった雌に2匹の雄が包接。
撮影期間の前半、なぜか雌の数が少なく、このような光景が多々見られました。
ちなみにヒキガエルの寿命は25年ほど、意外と長いです。
そして卵も例年より三週間早く孵化。
こちらは森に帰っていく雄カエル、常に危険がいっぱい。
この後、彼らは春眠に入ります。
そして、渓流は新しい命、オタマで真っ黒になります。
今回も撮影会にあたり多大なご協力を頂きました、
キャンプイン海山の田上さん、写真家の堀口さん有難うございました。
そしてご参加頂きました沢山のゲスト様には心からお礼を申し上げます。
それではMDフェスでお会いしましょう。