5月に入り潮干狩りの時期となって、干満差が大きくなっています。いつもより潮流が強く発生するので、腔腸動物が賑やかになっています。更に良い潮が入ってきて水が青い!!
マクロも面白い。画像は梶賀のタツノイトコで、久しぶりに60mmレンズで撮ってみました。実は先日、阿部さんのフォトセミナーを開催させて頂きました。阿部さんの作例で、60mmマクロを使用した癒し系の写真が。しばらく練習してみないと。
そして、いよいよ牡蠣棚が解禁となりました。5月から10月初旬まで、8月から9月にはタコクラゲも現れます。シンメトリーな世界を、皆さんの感性で切り撮りに来てね。
最後に銚子川の情報。ニホンイモリの求愛が見られました。雄は婚姻色ブルーの尻尾を振って、お腹の大きな雌にアピール。足で雌を引き寄せて愛を感じますね。
こちらが、イモリの卵。水草の根に絡ませて産卵します。
オタマはその後、大きな変化は見られず静かな期間に入っています。しかし、油断すると一気に成長して上陸します。今年は外さないように注意して観察しますね。
そしてこちらは、かなり衝撃的な画像。親カエルを食うオタマたち。実はオタマが孵化する時期に、親カエルが存在することはありません。山に帰っているからです。しかし、今年は2月の超暖冬と3月の極寒の影響で、カエルが4回に分かれて下山産卵。同時期にカエルとオタマが居るという、異常な状況でした。このカエルは寿命なのか、天敵に襲われたのか定かではないですが、彼らも生きる為にカニバリスムを行うということです。また、ナガレヒキガエルの幼生は苔だけ食べるのではなく、雑食だということも初めて発見しました。
そして、5月18日19日の二日間、茂野優太さんのフォトセミナーが開催されます。未だ空きがございます。伊藤迄お問い合わせ下さい。
最後の最後ですが、田端重彦さんのイラスト集「うみだより」、ショップにて1,000円で販売しています。月刊ダイバー時代からの素敵な作品がいっぱいです。ぜひお買い求め下さいませ。