昨年、一昨年と一瞬で姿を消していたオタマたち、
2年ぶりに上陸が観察できました。
そして、今年は例年より半月ほど早い上陸となりました。
しかし、上陸してから厳しい生存競争が待ち受けています。
無事に森に辿り着くのはほんの一握りです。
天敵のカラスなどにも食われますが、
太陽に熱せられた河原の石が大きな脅威になります。
小さな彼らにとって体表が乾くことは、死を意味します。
木陰を見つけながら、そして雲天を見計らって森を目指します。
森で2年くらいを過ごした後、大きく成長して再び産卵の為に現れます。
寿命は約25年と言われますが、何匹のカエルたちが生き残っているのでしょう。
自然の厳しさを想像させられる瞬間でした。
また、5月中旬に茂野優太さんのセミナーが開催させて頂きました。
ご参加頂きました皆様、そしてシゲちゃん有り難うございました。
それでは紀北町と尾鷲で、皆様のお越しをお待ちしております。