まさかの夏、これからどうなる秋

まさかの夏、これからどうなる秋

こんにちは〜

9月28日!ってことで伊東のヒデがお送りいたします♪

あっという間に前回のアップから1ヶ月。

過去振り返って一番あっという間に過ぎた1ヶ月でした。

 

「おかしな・・・」と言い続けた夏。

例年より完全に数の少ない季節来遊魚達。

今まで夏〜秋の終わりはそれに頼りきっていたのですが・・・今年はそれも空振り。

でもそんな時こそホームの本当の姿が見えてくるもんですね。

 

回遊魚が突如姿を見せなくなっても、魚影の濃さは伊豆半島でも屈指の伊東。

イサキやタカベは球のように群れてたり、メジナは壁のように移動しております。

そんな中オススメしてるのは〜やっぱりハナダイ。

根頭に広がるキンギョハナダイ。

午前中はオス群れとメス群れに大きく別れ、1日の時間経過に伴い夕暮れ時には大きなハーレムを形成するので3ダイブでその流れを感じることができますよ〜

秋といえばサクラダイ。

8月末ごろには25m付近で赤絨毯のように広がりをみせ驚きの光景を見せますが、現在はさらに浅い水深に上がってきます。

通常は見られない12m付近で数多くのサクラダイがキンギョハナダイの群れを押しのけています。

 

今年は普段あまり姿を見ないアカオビハナダイの姿も多く、現在では可愛いサイズのBabyも沢山見られているのが昨年と違うところです。

スジハナダイは深場では2cmクラスのおチビ。15m〜20mで婚姻色ブリブリの大きなオスをよく、目にします。婚姻色のスジハナダイの写真が残念ながら撮れてませんが狙えばかなりの確率です!

通常の状態でも美しいナガハナダイも現在恋の季節。

婚姻色は年中見ることができますが、最近は11時ごろに40m付近から25m付近へ上がってきてオスの婚姻色の群れが見られます。

先入観でアプローチは夕方を思い込んでましたが、ナガハナダイは正午をすぎると一斉に普通の状態に戻りますので、婚姻色&群れ感を撮るには昼前がオススメですよ〜

単体でも群れでも〜是非狙ってほしいハナダイです。

 

ここまでは通常水深で通年見られるハナダイ達。

ここからは〜季節的に今年見られるハナダイをご紹介!

今年は数がめっきり少ないフタイロハナゴイ。

例年なら少なくとも3〜5個体は確認できますが、今年は少し深めで1個体だけ・・・

私はアカオビハナダイよ〜とその群れの中に身を隠すようにいるのはカシワハナダイ。

日に日に大きくなってる気がしますが・・・オスになったりしてくれないかな〜

例年なら、ベニハナダイやスミレナガハナダイなども数多く見られますが今年は不作ですね〜

今接近してきている台風24号に乗ってくる個体がいるかもしれませんね。

最後に、載せると問い合わせが一気に増える深場のアイドル???いや深場の悪女・・・

マダラハナダイ。

こちらはどんなタイミングでもどなたでもと言えるハナダイですが是非生でお見せしたいハナダイですね。

もっと浅い水深に上がってきてくれると嬉しい・・・って誰しもが思ってますね(汗

さて、台風24号。どうなりますか・・・

各地の皆さんに最小限の被害、各地の海に最大限の恵をもたらしてくれる事だけを祈りたいと思います!

 

Dive Family Yellow ひで