皆さん、こんにちは。沖縄久米島は、水温も上がり、現在29℃!
快適な海を楽しんでます!!
この時期は、産卵活動も盛んで、定点観察してるセダカギンポの産卵床は、二日おきに産卵し、写真はガイド中だったので撮影してませんが、
6日間で3度も産卵シーンに出会えました。シマハギの産卵も例年通りの盛り上がりで、毎日がエキサイティングです。
上の写真は、朝活中に撮影したキシマイシヨウジの産卵シーン。雌が雄の育児域に卵を産み付けていきます。
背鰭の赤い斑点が妙に色っぽく感じるのは僕だけでしょうか・・・(笑)
雌モンガラカワハギの卵保護です。下のふさふさしたレモン色の物が卵塊です。数千?万?の仔魚達の卵です。
雌モンガラカワハギの卵保育中です。胸鰭を激しく動かして水流を送り込み卵を育てます。朝、産卵して、その日の日没後に孵化させるまで、
何も食べずに、ずっと育てます。時折、寄って来た他の魚達やダイバーから卵守りながら・・・。
ハッチアウトさせた後、気絶している状態を確認した事もありますから、相当疲れる、ほぼほぼワンオペな仕事なのでしょう・・・。
ここからは、浮遊生活中の生物達です。ツツウミフクロウのベリジャー幼生です。
着底間近のソウシハギの稚魚です。見つけた時は、擬態していたのでしょう、流れてる切れた海草に付いて移動してました。
ハマトビウオ属の1種の稚魚です。
カラストビウオの稚魚です。トビウオは種や成長度合いによって長さは異なるが、稚魚期に髭状器官というヒゲの様に伸長した器官があります。
一説には、水中の振動を感知出来るアンテナの様な役割があるらしいのですが、もっと違う理由もあるのかもしれません。
ハッチアウトしたての仔魚には見られず、成長しながら伸長していき成魚になると消失します。
ちょっと通常より赤ぽいけど、キンギョハナダイと混泳するユカタハタの幼魚かな?!
キンギョハナダイと混泳しながら、自分より大きな捕食者(魚)に食べられない様に身を守り、群れの中の自分より小さなキンギョハナダイが
近づいて来たら、その個体を食べて成長していく何とも狡猾な奴です・・・(笑)。
沖縄久米島の最高のシーズンの一つである今の時期!!
ぜひ、遊びに来てください!!