慶良間諸島・渡嘉敷島より番です。
海水温が高いためにサンゴの白化の話を耳にしていると思います。
慶良間海域でも潮間帯に生息するサンゴ(種類問わず)白化が多く見れます。
ダイビングをするような水深(5m以下)の所では
高水温に弱い種類(トゲサンゴ・サンゴモドキ・ハマサンゴなど)から白化していきます。
エダ状ミドリイシやテーブル状のミドリイシなどはまだ頑張っている感じです。
白化したヤツデアナサンゴモドキ
考察しますと7月24日に来た台風3号より1週間前くらいから
少しづつ白化が進んでいて、台風中に一気に進んだ感じです。
その後ですが水温は少し下がっていましたので潮間帯は別として
ダイビングポイントのサンゴの白化の進行は遅くなってると思います。
8月17日の台風9号の後になりますが水温が30℃の所は
水面から1~2mくらいの所だけになっています。
今日も潜ってきましたが、-25m付近では27℃まで下がっていました。
慶良間海域にいたっては2016年の高水温の時と同等くらいではないかと思っています。
(個人的な見解です。)
こう言う内容のものは全部ダメ的な意味で伝わってしまうので
気を付けて書いているのですが、白化の状態が酷い所もあり、大丈夫な所もあります。
何をどう感じるかは人それぞれですので実際に見て感じてほしいですね。
これも自然なので・・・
楽観視はしていませんが、これ以上新たに白化していくのは少なくなるとみています。
白化は死んでしまった訳ではなくて、回復する事もありますので今後も観察していきます。
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