この夏を賑わせてくれた生物といえば、タコクラゲでしょう。
3年ほど前から情報は聞いていたのですが、なかなか突き止められずにいました。
クラゲが生息する白石湖は汽水湖で、牡蠣棚もこの湖です。基本は表層が淡水、下部が海水でハロクラインが見られます。
クラゲはそのハロクライン部を漂っています。その生息域が水面ギリギリになったり、少し深めになったりします。
なので、陸から観察すると、見えない時があります。潜ってみないと見えない事が分かりました。
それと時間帯も。また今年は発見後、たくさんのゲスト様にお越し頂きました。
中には元祖のパラオのジェリーフィッシュレイク経験者が数人おられました。
皆さん白石湖のクラゲの方が、圧倒的に凄かったと言って頂きました。
今後、しっかり調査して、確実に撮影して頂けるようにしていきます。
そして、東紀州では初となる本格的なフォトコンテストを開催させて頂くことになりました。
その審査員を務めて頂くお方が、なんと阿部秀樹氏です。引き受けて頂き、涙です。阿部さんありがとう。
ここに至るまでのストーリーを少し。
僕が本格的に紀伊半島の東に陽を当てる活動を始めてから、ちょうど10年くらいが経とうとしています。
自ら一眼レフを購入するところからスタートして、地元の自然を撮影してきました。
その後、少しずつハイアマチュアの方が訪れてくれるようになり、SNSの連鎖で東紀州の情報は少しずつ広まっていきました。
さらに著名な水中写真家さんにも多数来て頂き、その力は広がっていきました。
僕としてはこのフォトコンを開催できることが、10年間の一つ目のゴールだと思い感無量です。
このフォトコンで、更に地元の魅力が発信できればと考えています。
また、このフォトコンは順位を決めて終わりではなく、12月の授賞式に参加した方全員、
そして入選しなかった方も、阿部さんからの講評とABECUP方式で点数化をして頂けます。
勉強会式のフォトコンです。そして、フィシュアイさんから協賛をして頂いています。
上位入選者には素敵な景品を頂けるかも。
参加しやすいデジタルデータ応募で、お一人様10点までご応募お待ちしております。