25日は沖縄本島・万座エリアから木戸がお届けいたします。
今年は全国的に高水温によるサンゴの白化がありました。
特に沖縄本島に関しては、2024年の台風直撃がまさかの0回・・・。
そして、史上最高気温35度。
というサンゴにとっては最悪の条件が重なり、万座エリアのサンゴは
50%~場所によっては90%ほど(特に浅場)のサンゴがなくなってしまいました😢
これは2023年に撮影した、ミニドリームホールのサンゴ。
いままでの10年以上はこれがあたりまえの光景でした。
高水温30度を超える日が長く続き、
2024年 9月初旬頃。 しばらく耐えていたサンゴ達のほとんどが白化し、少しずつ耐えられないサンゴが出てくる。
2024年10月頭 ミニドリームホール。
かなり多くのサンゴが白化し、その後コケや藻が生えて黒くなったサンゴが増えてくる。
万座エリアの水深5mより浅い所は特に白化がひどく、ほとんど真っ黒状態に😢
少し深くなった場所は半分ほどのサンゴが生き延びている状態です。
そして現在11月は白化して死んでしまったサンゴも多いけど、水温が下がり少しずつ褐虫藻が戻り始めたサンゴも見られるようになりました。
白化し始めたときは弱弱しく元気がなくなるサンゴを見て悲しい気持ちになったけど、
ここ最近は、生き残ったサンゴ達が復活しはじめて元気になっていく姿が見れて嬉しい気持ちになります。
これから元のサンゴ畑になるにはたくさんの年月がかかると思うけど、
少しずつ復活してくれることを願いつつ、これからも観察していきたいと思います。
動画がわかりやすいので、昨年と今年の状況をユーチューブのリンクをのせておきます。
興味のある方は見てください♪
スローライフマリンサービス
木戸泰成