みなさん、こん○○は
7日は三保真崎から鉄 多加志が海中情報をお届けいたします
4月の下旬になって水温が17度になり、外気温も上がってきたので衣替えをしたのですが、5月に入った途端、水温が15度に戻ってしまいました
ボトムに降りるとウエットでは震えるほど寒いです
特に昨日は雨で外気温も低かったので、一旦ドライに戻して潜ってきました
午前中の飛行場は、狙いと予測が外れて不完全燃焼で戻ってきました
外研で高知に行く学生のスキルチェックをしていた武内さんから、メロンパンウミウシ(イッサイフシエラガイのあだ名)が4個体いたよと聞いてしまい、片付けた器材とカメラを組み直して2本目に突入しました
言われたようにエントリーすると自分の頭の中のイメージ通りにイッサイフシエラガイが鎮座していました
このデジャブのような感覚でターゲットが出現するパターンは過去にも何度かあって、驚くというよりはイメージしたルートを現実に重ねてトレースしてゆくと対象とした生物が目の前に現れるのです
毎度、毎度、この便利な機能が働くわけではありませんが、何かのスイッチが入るとこのようなことが起こります
ガイドのゾーンではないかと思っています
時系列に遭遇したイッサイフシエラガイを紹介してゆきます
次に現れたのは、違う色彩パターンの突起が長いタイプです
次は、同じ色彩パターンの突起が短いタイプです
突起の周囲に不規則な縁取りがあるのが特徴です
お次は、最初に見たタイプの暗色パターンです
交接しているペアがいました
そして、これまで見てきた本種では最も小さい直径7〜8cmの個体です
いままで見てきたパターンのハイブリッドみたいな色彩と模様です
ここから更にサーチしましたが、ここから先は無駄!フラグが立ったので、折り返して潜降地点の逆に行ってみました
こちらも無駄フラグが立ったので折り返してきて、潜降地点の手前で見落として通り過ぎていた1個体をゲットしました
全個体の色彩や模様のパターンが違うので、簡単に個体識別ができます
この周辺だけで8個体に遭遇することができました
一回の潜水で8個体の遭遇は過去イチの記録です
産卵の状況から考察すると今月中は観察できそうな雰囲気なので、天気の悪そうな釣り人やレジャーの方が少ない雨降りの日を選んで、武内さんのスケジュールをおさえてください
その理由は、エントリーする時に理解できます
以上、タイムリーに情報と画像が得られた三保真崎からでした