本日5日は西伊豆「井田ダイビングセンター」よりカマが投稿させて頂きます。
今年も早いもので残り2ヶ月。
井田から見える富士山には貫禄たっぷりの雪富士が拝めています。
伊豆地方では9月から11月にかけて季節来遊魚のシーズン。
前回お伝えした「アケボノハゼ」も含め伊豆ダイバーを楽しませてくれています。
まずは季節来遊魚の代表格「ニシキフウライウオ」です。
意外とマクロレンズを使用しての撮影ですと狙い方が偏ってしまうので広角レンズで狙っても面白い。
この時期、伊豆ではみんなこぞってクマドリ!クマドリ!っと言ってますね。
よく目にするのは白色のタイプのクマドリカエルアンコウですが、井田では黒色バージョンが出てくれました。
黒地に目も黒なので撮影は結構難しい。。
年に1個体出るか出ないか。今のうちに収めて欲しい生き物ですね。
浅場でイトヒキベラの幼魚に混ざっているクロヘリイトヒキベラ。
今ままで気付けなかっただけなのかもしれませんが、井田では初見です。
確認出来ているので3個体。うち1個体はドンドン大きくなりオスに性転換しつつあります。
このまま越冬して繁殖してくれると嬉しいけど。
オオウミウマは季節来遊魚ではないのですが、20㎝程の個体が登場しました。
ニシキフウライウオ同様、広角レンズでも狙ってみたい。
マクロレンズだと、これまた偏った写真を連発してしまうので、しっかり撮りきったあとは遊んでみても良いかも。
まだ11月も始まったばかり。
季節来遊魚との出会いも楽しみにしつつ、冬の繁殖にも目を向けてご案内していこうと思います。
では、また12月に。