ケラマより　-195-　都市伝説

慶良間諸島・渡嘉敷島より番です。

本日は第１０７回全国高校野球選手権大会の決勝戦。
沖縄尚学が夏の甲子園を制覇しました。
歌にも唄われているように沖縄県民の高校野球熱の高いこと・・・
都市伝説のように言われていますが、
沖縄代表チームの試合が始まると人通りが減ります。
タクシーはつかまりません。
朝のダイビングを終えて１１：００くらいに帰ってきたのですが、
島でも歩いてるのは外国人観光客だけで、島の人をみかけませんでした．．．。
本当でした！！

と、そんな事が書きたかったわけではなく・・・

７月の終わりから８月の中旬くらいまでは
台風の影響でやや荒れ気味の海が続いていましたが、
ここに来てようやく落ち着いてきました。

８月の初旬、台風８号と１１号の合間にやっと海況が良くなったと思いきや
気圧の縁にかかり、強風とうねり
うねりを避けたポイントでキンチャクガニの脱皮を見ました。

最初は動きが悪い弱ったキンチャクガニと思ったのですが、

甲羅が盛り上がってきて脱皮と気が付きました。

白い矢印がありますが第一歩脚の抜け殻です。
まずは第一歩脚を脱いでその脚を使って脱皮するようです。

ヌルって感じで脱皮しました。
しばらくは方針状態なのか動きませんでした。

我に返ったようにイソギンチャクを回収に動き出します。

左右どちらから取るか気になったので見ていましたが
左の爪から取りました。

イソギンチャクを回収したあとも
しばらく動きませんでしたが、
ゆっくりと岩の裏に入っていきました。

抜け殻をチェックしましたが、
イソギンチャクを挟んでいた爪は開かれていました。