鮎の産卵

鮎の産卵

今年の産卵は昨年よりほぼ一ヶ月も早い始まりでした。

水温は20℃以上あったのですが、最低気温が低くなるのが例年並みに早かったからです。

また今年は鮎の数が多いように感じます。絶好のチャンスなので、早いうちにお越し下さいませ。

産卵は水深30cmほどの流れが早い場所で行われます。その激流の中でも窪みになって、少し緩やかな場所に産み付けます。

とは言っても激流です。翌日は上半身、首から腹筋まで筋肉痛。

産卵の前触れは、鮎が一瞬集まって砂利の中に潜り始めます。

次の瞬間、雌一匹が雄2匹に挟まれるようにして、超高速バイブレーション状態でコブラのように持ち上がってきます。

産卵と放精です。主役の3匹は大きな口を開けて頑張ります。

シャッターチャンスは2秒くらいです。事前に動画を見て頂き、イメトレをして貰っています。

スピード感あふれる産卵は、鳥肌が立ちます。

産卵の期間ですが、長いと12月初旬まで続きますが、急に終わる年もあるのでお早めにお越し下さいませ。

そして、11月4日火曜は「尾鷲市&紀北町フォトコンテスト」の応募〆切日です。

阿部さんが審査員です。11月30日(日)松阪市での授賞式は、非公表式の勉強会となっています。

フィシュアイさんにもご協賛を頂いています。まだ間に合いますので、沢山のご応募をお待ちしています。