とある平和なクジラ船の一日・・・。

とある平和なクジラ船の一日・・・。

 

ある日のザトウクジラウォッチング・スイムツアー 朝、8時半に出航する。

スポット参戦で出航する仲間の船は御願崎灯台沖(シュガマー曽根)から、僕は、通常通り島の南側からザトウクジラを探す。

直ぐに沖合で3頭のクジラと出会う。ゆっくりしてるので水中に入って見る。仲間の船に連絡する。

仲間の船からは、「シュガマーで、2頭から1頭増えて、3頭で血みどろヒートラン中」との返信が来る…(^^;;

(ヒートランとは、雌を奪い合う雄同士の争いで、雄同士でテールで頭を叩いたり、身体をぶつけ合ったり、泳いでる勢いそのままに別の雄の背中に乗り掛かったり、時は背鰭を削がれ、顔のコブ(結節)から流血したりする激しいバトルの事)

 

(写真は、水面でぶつかり合って、その勢いのまま水面から出てきた2頭のクジラ、左のクジラの顎下が少し流血してる・・・。)

南側の沖合で見つけた3頭+遅れて付いてくる1頭の動きが速くなったので、別のクジラを探しに御願崎灯台沖へ。

少し進んで行くと勢いの良いブローを3つ発見。側に行くと仲間の船有り。

勢い良いブローを上げて盛り上がってるクジラ3頭は、どうやら、仲間が見てた「血みどろヒートラン中」の3頭らしい…。

水中には入れそうもないから、少しヒートランを観察する。雄同士の争いの物凄い迫力にゲスト達が歓声をあげる(^^)

ヒートラン中のクジラ達を後にして別のクジラを探す。

島の南東側から南側に、ゆっくり船を走らせていると、前方に、とても薄いブローみたいなものを見つける。

もしかしたら、子クジラのブローかもしれないけど、本当にブローだったのか?自信が持てないので、そのままゆっくり走らせて行くと

島の南西側辺りで子クジラが跳ねたぐらいの水飛沫を発見…。やはり、ゆっくり南側から南西側に移動してた母子クジラだったらしい。

その親子クジラが止まらないかな〜?!と期待を込めて観察しながら、仲間からの電話に親子クジラの位置を知らせシェアする提案をする。

その後直ぐに、西側から南西側へと移動してる1頭のブローを発見する。

その1頭が親子クジラに交わらない様に祈りながら親子クジラを観察する(母子クジラにエスコートと呼ばれる雄クジラが付いた場合、

母子クジラが落ち着かなくなり、ゆっくりしなくなる)。

更に遠くの南西に、その1頭のブローが見える。どうやら、西から南に移動中らしい。

仲間の船も来て、止まって休んだ母子クジラを水中で観察し、その後、子クジラの勢いのあるブリーチングに楽しませてもらい帰路につく。

港に入る前にミナミハンドウイルカの群れに迎えられ少し遊び帰港した…。

 

(子クジラのブリーチング 、子クジラのお鼻白子ちゃんは(雌雄は、おっぱいが確認出来てないので不明だけど、命名、鼻先白子・・・(^^;;

(ブリーチングがカッコ良いので、本名は気高い感じの「花咲白子だけど…(^^;)」)

ブリーチングが得意で、飛び出すと、僕らに、その素晴らしいパフォーマンスを何度も魅せてくれる。波もなく天気も良いお昼、

子クジラの鼻先白子ちゃんがブリーチングを始めた。日頃なら、水面近い位置で撮影したい僕は、低い位置が取れる船の後方で撮影するのだか、

飛び始めた鼻先白子ちゃんのブリーチングを2階のフライングブリッジで見た時、ブリーチング時の鼻先白子ちゃんのブ影が水面に映るのが、とても印象的で、

絶対、鼻先白子ちゃんのブリーチングと、その水面に映る影も撮りたいと思った。そして、後方より少し高くて、2階よりも低い、

影がギリギリ映りそうな中2階ぐらいの船先で撮影する事にした。 撮影中、船の間近でブリーチングした鼻先白子ちゃんの姿と影をファンダー越しに見た僕は、

思わず、心の中でガッツポーズをした…(^^;)

ホエールスイムに参加した事がある人なら、多くの人が解ると思うが、2日も3日も、ゆっくりスイム出来ない厳しい日が続く事もある…。

でも、こんな日があるから、次の日も、また、海に出てしまうのだろう…。

 

 

ザトウクジラスイムツアー中、ウシマンボウとの出逢いも?!

 

 

別の日に・・・

森の木陰で昼寝をしてるような、そんな親子(母子)クジラでした・・・。