昨日までの爽やかな青空とは打って変わって、朝から梅雨のような天気です。
天気図をチェックしたら、前線が重くのしかかっていました。
現在、真崎は「スミツキアカタチ祭り」が開催中で、斜面が終わって5mほど
進むと、6〜7個体のコロニーに遭遇します。
以前からいる大きな個体は、人馴れしていて接近しても全身を観察できるほど
良い被写体に成長しましたが、チビたちはまだまだのようです。
慣れた頃には、多分深場に行ってしまうと思いますので、撮影したい人は早め
にチェックしてみてください。
さて、本題はここから。画像は、一昨日の浅瀬のものです。
現在、浅瀬では初夏に向かって徐々に賑やかさを増してきております。
僅かな隙間から水面を見上げれば、ドロメやチャガラの幼魚が群れを成して泳ぎ
底では、イソギンポやシモフリシマハゼが産卵の準備のために捕食したり産卵床
を求めて徘徊を繰り返しています。
先月までいたカマキリ(アユカケ)の幼魚やアユの仔魚たちは、川に向かって旅
立たようで、既にその姿はありませんでした。
で、この卵とハッチアウトした仔魚を見て、親が分かった人は相当の好きモノ(笑)
ですね。
真崎でも数種類の観察をしていますが、ハッチアウトの撮影ができたのはこれが
初めてです。
過去に1度だけ、真夏にそのチャンスがあったのですが、カメラを構える間も無く
「あっ!」という間にハッチアウトが終わってしまい、その光景は心象の印画紙に
焼き付けたままになっていました。
親こそ写っていませんが、自分にとっては満足のゆく撮影ができました。
何の卵か気になりますよねぇ。
想像してみてください。
三保、浅瀬、この時期、私が好きな魚の種類、今まで撮影できていなかった…。
ヒントは、最近ガイド会のメンバーがこの魚の正面顔をアップしていたなぁ。
さて明日は、輝くんが雨だけど凪の葉山から海のホットな情報を提供してくれ
ます。お楽しみにぃ。