ウミウシの撮影

ウミウシの撮影

先日、鍵井靖章カメラマンが八丈島に来てくれました。  目的はウミウシの撮影だというので、はじめは?な部分もあったのですが、中野理枝博士が一緒に来て、共著でウミウシの本を出版するにあたり、この島での撮影は外せないとの事。「仕方ないから受けるか~、その仕事。」とちょっと面倒そうな顔をスタッフのウメに見せながらも、実はやる気満々。

正直、あの鍵井さんがウミウシ?いったいどんな撮り方するの?ウミウシの撮影はマニアの方々の方が良いの撮るんじゃないの?ゲスト見てると、ウミウシ撮影はウミウシ愛あっての事と感じる事が多いから……。

と思ったのですが、いざ撮影が始まれば、そこはやはりプロ。なんというか、光を見事に捉えた、光の扱いに長けた見事なカットを連発するではないですか。

僕の仕事は、確実にゲストに写真を撮ってもらう事なので、ある意味では撮り方の基礎に凝り固まった部分があるのですが、鍵井さんの写真はプロとしての、写真家としての表現をどうすべきか、よーく練られた、やはりご自分を表現する為の写真でした。

という事で、さっそく刺激されちゃって、光をもっと感じて写真撮りたくなっちゃって、そしたら色が邪魔になって、結果、こんな写真になっちゃった。

 

 

コウタロー

                  Nikon D850 105mm f29 SS1/10 ISO160  INON S-2000×2   RGBlue03