25日は沖縄本島から木戸がお届けいたします。
6月に入り、沖縄本島は梅雨真っただ中。
例年よりも後半にかけて雨が降り続いています・・・。これだけ雨が降ったのはあまり記憶がありません(;^ω^)
でももう少し待てば梅雨明けとなりますので、お日様が出るのを願って毎日頑張りたいと思います。
毎年6月はサンゴの産卵、粟国遠征、万座の海では幼魚で溢れ、1年を通して一番熱い時期でもあります。
この時期は身体が3つ位欲しいと思うほど忙しい毎日です( ゚Д゚)
さて、サンゴの産卵も終了を迎えました。(自分的に・・・)
5月の後半~始まり、6月の初旬、末まで3回に渡り産卵を確認することが出来ました。
予想日よりも早く産卵するパターンだったので、残念ながら産卵を見れなかったゲストさんもいましたが、
運よく、どんぴしゃで産卵を見ることが出来たゲストさんもたくさんいて、なかなか熱い夜になりました。
今回狙っていた『ヤッコミドリイシ』の産卵。
新月かな~っと思っていたら、結局満月の大潮に産卵しました。
サンゴの種類によって不思議と産卵する時間帯が決まっていて、このヤッコミドリイシは20時台に産卵します。
22時台に産卵するサンゴと違い、産卵が始まるとブワ――――っとたくさんのバンドルを放出するのが特徴です。
写真撮るには迫力があるのと、サンゴ自体の色が綺麗なので、写真映えします(^^♪
これは『ウスエダミドリイシ』こちらも20時台に産卵するサンゴです。ヤッコミドリイシよりも
若干早く産卵します。
そして、バンドルの放出もブワ――――っと一気に噴き出すようにたくさん放出されます。
20時台に産卵するサンゴは観察していると一気に放出する特徴があるなーっと最近気づきました。
そして、時間が早いので体に優しい・・・(‘◇’)ゞ
そして、今年は恩納村『山田ポイント』にある養殖サンゴの産卵を2回確認することが出来ました。
昨年は外してしまったので、データが取れませんでしたが、今年は念願叶って観察に成功♪
そして、産卵する時間も天然のサンゴとあまり変わらない事もわかり、来年に向けて大きな収穫でした。
しかも、養殖サンゴは着底してじっくり見れる・・・というのがまた素晴らしかった👍
ゲストさんを連れている時は、産卵を見てる最中も他のサンゴを折らないように気を付ける事が多いので、
見やすさとしては養殖サンゴが一番良い事に気づきました。
毎年見に来るゲストさんもいる中、産卵が見れなくてリベンジしにきたゲストさんも多かったので、
今年はリベンジ成功できたゲストさんが多かったので、ガイドとしても満足の結果となりました。
そして、養殖サンゴならではのこのアングルでの撮影📷
こんなに下からあおって撮れるのも養殖サンゴだけですね👍
来年はもっと楽しく撮影できる方法も考えつつ、もっと勉強してサンゴの産卵を楽しみたいと思います。
そして、先日亡くなられた白石さん。
僕は1度もお会いしたことがなかったのですが、同世代のガイドとしてリスペクトするガイドの一人でした。
新しいことに挑戦し、ガイドに対する熱意や海が好きな事がヒシヒシと伝わり、凄いな~!っと
いつもお手本にさせてもらっていました。
一度はお会いしたかったのですが、それも叶わない事が本当に残念でなりません、、、。
心よりご冥福をお祈り致します。
スローライフマリンサービス
木戸 泰成