皆さん、こんにちは。梅雨明けの沖縄・久米島からです。
初夏からの久米島は、海中は繁殖行動真っ盛りの海です。
写真は、サザナミハギの群れ産卵時の様子です。
午後や夕方に、何千匹ものサザナミハギ(ナガニザやシマハギなども)が産卵の為に集まり、集団で群れ産卵をします。
産卵の為に集まり始めるサザナミハギ達、婚姻色を出しながら目まぐるしく泳ぎ回ります。
モンガラカワハギの卵保育中です。奥に見えるレモン色の塊が卵塊です。
モンガラカワハギ系の仲間たちは、早朝に産卵し、雌が日中の間、外敵から卵を必死に守り育て、その日の夜に卵を孵化させます。
何千匹もの仔魚達が一斉にハッチアウトしていきます。この中で何匹のモンガラカワハギが無事成長していくかは仔魚達次第です。
夕方、ニシキヤッコの産卵時です。
ヤッコの仲間達の雄はナズリング(雌のお腹を口で刺激し産卵を促す)をしきりに行い、出てきた卵塊に放精します。
手前の雌のお腹から出ているレモン色の塊が卵塊です。
毎日、そんな産卵行動や卵保護・保育行動・孵化行動が海のいたる所で繰り広げられている熱い久米島の海です。
ぜひ、遊びに来てください。