本日5日は西伊豆「井田ダイビングセンター」よりカマが投稿させて頂きます。
色んな生物の繁殖行動が始まり早1ヶ月。
7月に入りアカオビハナダイの産卵が活発になって参りました。
雄が雌に巻き付く瞬間。。
ガイドさん達で色々と意見は違うかもしませんが、僕は雌に標準を合わせこの瞬間を狙います。
言葉で伝えるのはちょっと難しいのですが。。
雌の群れの中にやる気?のある個体が居るんです。まずはそこからスタートします。
撮影して頂く時は、その雌に僕がライトでターゲットし狙って頂きます。
雄に合わせると動きが激しい分、自分の目線がブレブレになってしまい巻き付く瞬間まで追いきれないのです。
産卵のタイミングで巻き付く瞬間とは別に雄同士の喧嘩も狙えます。
噛み合いながらグルグル回っているのですが、このシーンに関しては短いものだと一瞬で終わり、長いものだと1分以上。
喧嘩中はあまり前後の動きが少ない分、比較的ピントのズレも少なく撮影は巻き付く瞬間より安易に感じます。
アカオビハナダイは朝の早い時間がベストなのですが、普段ガイドでご案内している時間帯はイトヒキベラもオススメです。
繁殖行動に加え、これからは季節来遊魚に幼魚など。
ダイバーを楽しませてくれるシーンが盛り沢山。