こん○○は。
やぎぢること、川奈の八木です。
この時期に目立つ魚を観察していると、、背鰭に特徴がある者が多く、しかも滑稽だったり格好良かったりと、
いろんな形状、色彩で写真映えもするので、そんな背鰭について考えてみることにしました。
そもそも魚の背鰭ってどんな役割を担ってるのでしょうか?
・早く泳ぐ魚は
全身や尾びれで速く泳ぎ、背鰭で方向や姿勢を安定させます。
・ゆっくり泳ぐ魚は
背鰭で推進力を得る場合もあります。
・動きの鈍い者は、
背鰭に毒を持って身を守ったりします。
とは、よく知られてることと思いますが、、
その他も考えてみると、
・求愛に使ったり、威嚇に使ったり、周りの環境に同化し身を守る為に使ったり。
と、実はいろんな意味合いがあるんですね〜。
という事で、川奈で冬から春にかけて目立つ背鰭を集めてみました。
マトウダイの背鰭
かっこいいですね!
役割としては、普段深場に生息してるのですが、この時期は産卵のため、浅場にやってくると言われていますが、
かなりの距離を泳ぐので、抵抗力の少ない形状。さっと泳ぐときは畳んじゃうのですが、畳みやすい形状でもありますね。
写真の様にぱっと広げるときは、、おもに止まってる時に多いので、体の大きさをアピールして威嚇だったりもするのでしょうかね。。。
オビアナハゼの背鰭
派手!
おもに、紅藻類に身を隠しているので、、同化させる為の配色と思われます。
海の迷彩模様的な。
フィールドで観察してても、確かに擬態上手ですよ。
オキゴンベの背鰭
癒し系ですね〜〜♪
なんでも、昔は昔の江戸時代とかでしたっけ、、の子供達の髪を束ねたヘアースタイル(権兵衛ヘアー)に似ている事から、名前の由来にもなっているようです。
役割は・・・
う〜ん???
人を楽しませてくれるため??(笑)
素敵な魚ですね!!
とまあ、たかが背鰭、されど背鰭で、魚の体のほんの一部分ではありますが、じっくり観察して、
意味を考えてると、奥が深くて楽しいものですね〜〜!!
ぜひそんな眼線でも、海中生物を観てみてくださいね♪