皆様こんばんは。
鹿児島県本土より松田がお届けします。
今年は梅雨明けから一気に気候も海中も夏が到来です。
夏バテ対策に毎年飲んでいる紫蘇ジュースがゴイゴイ(どんどん)なくなります。
涼しさを求めて夜間のガイドも多くなる夏にミナミハタンポの群れと異音。
ジッ〜と息を潜めてキンセンイシモチのハッチアウトを狙っていると頭上で「グゥ〜」「ンモゴォ〜」と低音の濁った?音が聞こえて来る。
おそらく、これも生態行動なのでしょう(勉強不足で申し訳有りません)
今にもハッチアウトしそうな状況の中・・・・・・「ンモォゴ〜〜〜」・・・・・・集中できない(汗)
そんな中、人知れず音もなく動きも最小に仔魚を解き放つキンセンイシモチ。
起こっている色々な事象から察するに、実はとっても慌ただしい夜の海。
他にも暗闇の中で辺りが見えなくなったクツワハゼを捕食するモンハナシャコ。
初めてシャコパンチを見た!
慌しすぎる夜の海!!
そんな、夜の海では私はよくチョウチョウウオを横目に意識しつつご案内することが多いのです。
それもチョウチョウウオの様々な生態を追いたいわけですが、数年大きな進歩はないのですが。。。
キクメイシなどのサンゴは産卵前にはすでにチョウチョウウオにスタンバイされている事が多く産卵と同時に食べられてしまうのです。
陽も暮れた海中でソワソワと落ち着かないチョウチョウウオの集団がいたら要チェックですね。
また同日にはミドリイシ類の大規模な産卵も行われ、私のご案内している南さつまのエリアでは初めての観察となりました。
同じ鹿児島県の海でもある錦江湾とも異なる条件に驚かされ、また感動も一入です。
熱帯夜をさらに熱くする、夏の夜の海!オススメです。
鹿児島県鹿児島市下福元町7641
ダイビングショップSB
松田 康司