晩秋の鹿児島県本土よりこんにちは。
松田がお届けいたします。
ひっそりと紅葉する山並みを眺めながら海まで向かう南国鹿児島。
(錦江湾)
いざエントリーすると砂地にはハゼの仲間を多く目にし、そこかしこでフサゴカイの仲間を捕食するダテハゼを目にします。
一飲みにしてしまう個体もあれば、巣穴にすぐに持ち帰り巣穴の中で食事を済ませ出てくる個体もいます。
中にはご覧の様に(↑)フゴフゴッ・・・・っと頬張ったまま動かずに10分程掛けて飲み込んでいくシーンも見られます。
(池田湖)
ダイバーには何気ない光景の様に映る海藻の写真。
否!実は「水草」
淡水ダイビングを開拓中でして、薩摩半島南部に位置する「池田湖」を調査中です。
私が幼い頃にはネッシーならぬイッシー騒動でも全国的に知れた場所。
水深も200mを超え、謎多き「陥没カルデラ湖」であります。
この11月も多くのゲストさん方にご案内したイレズミミジンベニハゼ。
これまで、ミジンベニハゼとは異なり人工物(ビン)を好まない特性を持つハゼだと認識しておりましたが、今年の個体は砂に半分埋もれたビンに居ついています。
ツアーでお越しいただいた「海遊」「T-style」「マリンステージ串本」のガイド会の先輩方とも海の環境の違いや、その特性にについて語り合った11月となりました。
鹿児島県鹿児島市下福元町7641
ダイビングショップSB
松田 康司