毎月7日は三保真崎から、鉄が海の情報をお伝えいたします。
やっと梅雨明して夏っぽい雰囲気が漂って来ましたが、海水浴場がオープンされないこともあって、いつもの三保真崎とは違った印象を受けます。それでも、多くのレジャーを楽しむ人が海岸には散見され、それなりに距離を保ちつつ、はしゃいでおります。
数日前、内海である方の洋上での告別式があったので参加しました。彼はダイバーではありませんが、海洋スポーツのエキスパートとして名の通っていた人だったので、自粛ムードの中とは言え沢山の参加者がおりました。
80名ほどの人がSUPに乗り、海の上でお互いのパドルを持って間隔を十分に空けた状態で円陣を作り、その中央で喪主と神父さんが祈りを捧げ、献花(フラワーシャワー)を行いました。
彼は海を非常に愛していた人なので、きっと天国で喜んでくれていると思います。
もっと詳細をとも思いましたが、書いている内に胸が一杯になってしまいキーをたたく気力が無くなってしまいましたので、この辺にしておきたいと思います。
さて、トップウォーターの話しだけでは、ガイドとして申しわけないので、1カットだけ写真を載せておきます。
サクラダイの雄化が加速し始めました。月末の大潮か、来月の上旬の大潮に向けて産卵の準備を整えているようです。この上の水深では、アカオビハナダイがディスプレイを繰り返しています。群れも今までに見たことも無いような数です。
水温も23度台になり、ウエットで十分楽しめるようになりました。
しかしながら、新型コロナウイルスの感染が再び拡大してきましたので、医療機関や従事者の方に対する配慮から、積極的にはダイビングをお勧めできない状態である事をご理解下さいますようお願い申し上げます。