ハシナガベラのチビちゃんを見ると、ちょーレア時代だった昔の感覚が抜けず、とても嬉しくなっちゃう。かつては高水温が続く夏の時期しか見られず、さらにはとても臆病ですぐに岩穴の奥に入ってしまってなかなか撮れなかったから。ところが最近は個体数が増え、見られる時期も長くなり、写真に撮りやすい子が増えてきている。それはハシナガベラに限らず、他の魚やエビカニ、ウミウシでも。逆に昔あれだけいたのにさっぱり見れなくなった寒い地方の生物もいる。
それが良い事なのか悪い事なのかよくわからないけど、現地ガイドとしてはその変化をしっかりと捉え、お伝えしていかなきゃと思う今日この頃。