こん○○は〜。
ふらら日和の八木です。
今年も残すところ半月、僕の投稿はこれで今年最後です。
そんな締めくくりは、「静浦」の海です。
知名度、安定度、とても低い(笑)この海をなぜホームにしたのか?
ズバリ、「スリルと感動」です。
安定度というのは、いろいろあるのですが、年間通して透視度は伊豆半島で一番濁る日が多いのではないでしょうか。。。
以前からお話ししていますが、この濁りはネガティブにも聞こえますが、実は栄養素満点でそれを求め生物がイキイキしていたりとか、ポジティブな要因でもあるんです。
野球に興味ない方は、よくわからないかもしれませんが・・・
野球の打順に例えたら、
3番バッター「平沢」安定感あり、小技から大技まで臨機応変。
5番バッター「静浦」安定感こそないが、時にとてつもない大ホームランを打ちやがる!笑
「静浦」そんな魅力な海なんです。
そんな海ならでは生物をご紹介します。
まずは、泥のプリンス「イッテンアカタチ」
近くに、口野用水路という大きな用水路があり、そこから流れ込む泥水や、奥駿河湾と言われるくら、駿河湾の奥地にあるので、泥がたまりやすいのですが、そんな柔らかい砂質を好む生物です。
特徴的な巣穴や、ダミーを作るなど、生息環境も合わせて見ていただきたいです。
こちらも、泥ハゼ。いやへ泥ハゼかな。笑「ミホノハゴロモハゼ」
やや深い砂泥底に生息しているのですが、静浦では25mくらいから見られます。しかも急勾配なので、直ぐにたどり着けるのもありがたいです。
時に水が綺麗になるこれからの時期は、普通種か?と思えるくらい沢山見られますよ。
そして冬場のアイドル「ゴルゴニアンシュリンプ」
こちらも深場のエビでこの時期には、繁殖行動で浅いところへ上がってくると言われています。
要は、冬場が見頃ということです。
そうはいっても個体数は少ないので、居る時に見ておいて欲しい生物です。
最後は、おまけ。笑
ご当地感は全くありませんが・・・汗
今年一番ゲストを湧かせてくれた「サラサハタyg」
まあ、水玉の体色も、滑稽な動きも、可愛いですよ♪
赤、青、黄色、おまけに白黒!
と、まあなんとも偏ったホームラン生物ばかりですが・・・
出会えた時の感動はひとしおです。
そんな偏った海を、4番バッター「ふらら日和ガイド陣」が、3番の魅力、5番の魅力を活かせるように、来年も海の中をご案内していこうと思います!
今年一年もご愛読ありがとうございました!
来たことない人多いと思いますので、、是非とも来年は(静浦・平沢)ぜひ覗きに来て頂けたら幸いです。
新年もどうぞよろしくお願いします。
ふらら日和
https://furarab-yori.com/
八木かつのり